こんにちは。

パーソナルジムSOLの鈴木です。

長期連休が明けて、一週間ほど経ちましたね！

連休明けで外が寒いこの時期は、心と体のバランスに違和感や疲れを感じてしまう方も多いのではないでしょうか？

ということで今日は、『運動習慣がメンタルにどのような影響をもたらすのか？』についてお話していきます！

運動をすることで、メンタルヘルスに繋がるって本当？

聞いたことはあるけど、それって本当なの？という疑問を持っている方は多いのではないでしょうか？

これ、実は本当です。

フィットネス・ウェルネスが盛んなオーストラリアでは、このような研究結果があります。

・ウォーキングや筋トレ、ヨガやピラティス、ダンスなどのジャンルを問わない運動や身体活動は、メンタルヘルスを改善するのに有用的である。

・ウォーキングなどの軽い運動であっても、継続することで効果を期待でき、運動の強度が高まれば、さらなる効果を得られる可能性がある。

・運動に加えてメンターや心理療法などの専門家による適切な指導がともなうと、さらにうつ病等の症状を改善させる可能性が高まる。

うつ病と診断されていない段階でも、自分の中で違和感を感じる方はいると思います。

薬や病院に頼らずとも、運動習慣を取り入れるだけで心の不調が改善されたらとても嬉しいですよね。

頭と体は繋がっている

普段行う動作やケガをした際の痛みなども、神経伝達によって脳が指令しています。

脳がきちんとした指令ができない限り、ケガをした部分が脚であっても、手であっても、

熱いのか、かゆいのか、痛いのかも感じらません。

このように、体が何かアクションを起こすたびに脳に刺激が入るので、体と脳神経には深いつながりがあるのです。

運動は脳を活発にさせる

ラジオ体操に置き換えてお話します。

ラジオ体操は体にいい！とよく耳にしますよね！実際に日本の多くの学校や会社では、ラジオ体操を取り入れているところが数多くあります。

なんとなくで終わらせてしまいがちなラジオ体操には、体を温めて怪我を防止する目的だけではなく、脳神経にも刺激が与えられています。

ラジオ体操は１区切り3分程度の体操で、13種類もの動きを行う『全身運動』になります。

これを行うことで、全身の血液循環が良くなり、脳に必要な酸素とエネルギーを存分に届けてくれるのです。

そして、年齢を重ねるごとに段々と狭まっていくのが体の可動域です。

本来頭上まで上がるはずの腕を、日常動作のみでしか使っていないと、脳が『腕の可動域はここまで』と判断してしまい、本来の可動域を忘れてしまうことがあります。

ラジオ体操のように体の可動域を万遍なく使う動作を毎日行うことで、脳に体の可動域が伝わっていきます。これ実は、認知症予防にも繋がっています。

まだ若い年齢の方には遠い話のように聞こえますが、

・体がたくさん　“動く”　・何かに　“触れる”　・熱い、冷たいなどと　“感じる”

という刺激は、脳に信号を与えて自律神経にも大きく影響しているのです。

体を動かすことで改善されるメンタル不調

なんとなく、体を動かすと脳に刺激が入るんだな～ということは納得して頂けましたか？

このように脳に刺激が入ることが、頭の中を健康に保ちメンタルの安定にもつながっていきます。

そして体を動かすことで、メンタルに以下のように直結されます。

・ストレスの緩和

運動はストレス解消に効果的です。

運動によって呼吸が整い、体の緊張が和らぎ、ストレスホルモンの分泌が抑えられると言われています。

さらに、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンが分泌され、リラックスやメンタルの改善につながると考えられています。

・うつ症状等の改善

運動はうつなどの症状への軽減にもつながります。

体を動かすことにより、脳内のセロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質のバランスが整い、気持ちの安定や憂鬱さなどの緩和にも効果的といわれています。

・嫌な事を考える時間が減る

同じ大勢で長時間携帯を触っていたり、体を動かさずに脳だけが働いてしまうと、ネガティブな考え事が頭の中をぐるぐる廻ってしんどくなってしまったり、呼吸が浅くなり、だんだんと気分が沈んでいってしまいます。

体を動かす×考え事以外に集中するといった時間は、自然と気分を前向きにしてくれるのです。

・自己肯定感や自信につながる

自分との約束を守ることで、身体的な達成感や見た目への効果を感じられるようになります。

トレーニングでも、ダンスでも、ウォーキングでも、自分の身体を鍛えたり、目標を達成することで自己肯定感や自信が高まることがあります。

まずは、とにかく継続することを目標に達成しやすい目標設定からしてみましょう！

・睡眠の質が上がる

トレーナーとして、寝れなくなってからメンタルバランスが急激に崩れてしまう方を多く見てきました。

私自身も、不安が消えずベッドにいるのに寝付けない。という時期を経験し、不眠で倒れた経験がありあます。

今思えば、寝ていないことで脳に酸素が回らずどんどんネガティブになる悪循環であったと気づきますが、とにかくどんな状況でも、深く考えすぎずに睡眠を優先することが大切です。

無理のない運動習慣は睡眠の質を改善するのにとても効果的です。

運動量を増やすことにによって身体的な疲労を感じ、より質の高い睡眠が期待できます。

また、運動は日中の活動量を増やすため、睡眠導入を促す役割も持っています。

実際にどんなことをしていけばいいの？

ズバリ、“一番続きそうなこと”です。

昔やっていたスポーツでも、音楽やYouTubeなどを楽しみながらできるウォーキングでも、ダンスやヨガでもOK！

大切なのは、最低でも４５分程度行うこと、継続すること、呼吸を意識することです。

例えば自分の体型が気になっている方は、パーソナルジムに通うのもおすすめです。

パーソナルジムに通うと、以下のようなメリットがあります。

・一人じゃない為、圧倒的に続けやすく、目標の設定や達成をしやすい。

・時間が決まっているので、だらだらと長引くことがない。

・自分で続けられないほどのオーバートレーニングを防げる。

・その日の体調に合わせてプロが運動強度を設定してくれる。

・常にトレーナーとコミュニケーションが取れる為、体の知識に詳しくなれる。

実際に、うつ病改善でトレーニングを担当させていただいた事もありますが、どんどん言葉がポジティブになっていく姿は本当に勇気をもらいます。

まとめ

運動習慣とメンタルヘルスについて、いかがでしたでしょうか？

人に話すほどでもないけど、なんとなく自分の心が安定しなかったり、動くことが憂鬱になったりしている方！

心の変化に一番最初に気づけるのは自分自身です。

そんな心の声を無視せず、体から動かしてみるのも一つの解決策として視野に入れて頂けたら幸いです。