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この記事の監修者
パーソナルジムSOL 代表トレーナー
谷山 誠
2022年 SSA関西大会 フィジーク2位 / 2023年 SSA東海大会 出場
陸上競技 インターハイ優勝(3000msc)/日本ジュニア優勝(3000msc)/ニューイヤー駅伝 出場
目次
「自重トレーニングを始めたけど、なかなか効果が出ない…」
「ジムに通わなくても自宅でできるトレーニングとして自重トレーニングを続けているけど、このまま続けても意味があるのかな…」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
自重トレーニングは手軽に始められるトレーニング方法として人気がありますが、「効果がない」と感じて挫折してしまう方も少なくありません。しかし、本当に自重トレーニングには効果がないのでしょうか?
この記事では、自重トレーニングの効果や正しい方法について詳しく解説します。適切な知識と方法を身につければ、自重トレーニングでも十分な効果を得られることがわかるでしょう。
自重トレーニングの意味は?
自重トレーニングとは、文字通り「自分の体重」を負荷として利用するトレーニング方法です。ダンベルやマシンなどの器具を使わず、自分の体重だけを抵抗として筋肉に刺激を与えます。
プッシュアップ(腕立て伏せ)、スクワット、プランク、チンニング(懸垂)などが代表的な自重トレーニングの種目です。これらの動作は日常生活の基本的な動きの要素を含んでおり、機能的な筋力を養うことができます。
自重トレーニングとジムでのマシントレーニングの大きな違いは、負荷の調整方法にあります。マシントレーニングでは重量を変えることで簡単に負荷を調整できますが、自重トレーニングでは角度や姿勢、テンポなどを変えることで負荷を調整します。
自重トレーニングは本当に効果があるのか?

結論から言えば、自重トレーニングには確かな効果があります。
アメリカスポーツ医学会(ACSM)の研究によれば、適切にプログラムされた自重トレーニングは筋力増強や持久力向上に有効であることが示されています。特に初心者から中級者レベルのトレーニーにとっては、十分な筋肉刺激を提供できるとされています。
また、オリンピック体操選手の上半身の発達を見れば、自重トレーニングだけでも驚異的な筋肉を発達させられることがわかります。彼らの主なトレーニングは鉄棒や平行棒などを使った自重中心のトレーニングです。
さらに、近年ではクロスフィットやストリートワークアウトなど、自重トレーニングを中心としたトレーニング法が人気を集めており、多くのアスリートが補助トレーニングとして自重エクササイズを取り入れています。
自重トレーニングのメリット
自重トレーニングには、他のトレーニング方法にはない多くのメリットがあります。
1. 場所を選ばない
ジムに行く時間がない日でも、自宅や公園、出張先のホテルの一室でもトレーニングができます。特別な設備も必要ないため、「忙しくてジムに行けない」という言い訳が通用しなくなります。
2. 経済的
高価なジム会費や器具を購入する必要がありません。経済的な負担を気にすることなく継続できるのは大きなメリットです。
3. 安全性が高い
適切なフォームで行えば、重りを落としたり無理な重量に挑戦したりするリスクがないため、ケガの危険性が比較的低いです。
4. 機能的な筋力の向上
複数の関節や筋肉群を同時に使うため、実生活やスポーツで役立つ機能的な筋力や協調性が向上します。例えば、プッシュアップは胸筋だけでなく、三頭筋、肩、コアなど複数の筋肉を同時に鍛えます。
5. 難易度の調整が可能
初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせて難易度を調整できます。例えば、腕立て伏せなら膝をついた状態から始めて、徐々に通常の腕立て伏せ、さらに足を高くした状態の腕立て伏せなど、段階的に難易度を上げていくことができます。
自重トレーニングのデメリット

1. 高負荷トレーニングの限界
筋力が向上するにつれて、自分の体重だけでは十分な負荷が得られなくなる場合があります。特に下半身のトレーニングでは、ある程度筋力がついてくると、通常のスクワットでは物足りなくなるでしょう。
2. 特定の筋肉群へのアプローチが難しい
自重トレーニングでは、背中の一部の筋肉や太ももの裏側などの特定の筋肉群を効果的に鍛えるのが難しい場合があります。器具を使ったトレーニングに比べると、ターゲットとする筋肉の選択肢が限られます。
3. 進行管理や効果測定が難しい
マシントレーニングのように明確に「今日は前回より5kg増やした」という形で進捗を測れないため、自身の成長を実感しにくいことがあります。
4. モチベーション維持の課題
同じ動作の繰り返しになりがちで、バリエーションが限られるため、長期的なモチベーション維持が難しいと感じる人もいます。
自重トレーニングで効果がでない理由

自重トレーニングで思うような効果が出ない場合、以下のような原因が考えられます。
1. 負荷不足と刺激の不十分さ
筋肉の成長には適切な負荷(刺激)が必要です。単に回数をこなすだけでは効果は限定的です。筋肉に十分な負荷をかけるためには、自重トレーニングでも「限界に近い状態」まで追い込む必要があります。
2. フォームの誤り
正しいフォームで行わないと、狙った筋肉に適切な刺激が入らず、効果が半減してしまいます。例えば、腕立て伏せで肘を開きすぎると肩に負担がかかり、胸筋への効果が減少します。
3. プログラムの単調さ
同じ種目を同じ回数、同じテンポで続けていると、体が適応してしまい効果が出にくくなります。定期的にプログラムを見直し、変化をつける必要があります。
4. 回復と栄養摂取の軽視
どんなトレーニングも、適切な回復と栄養摂取がなければ効果は限られます。特にタンパク質の摂取は筋肉の修復と成長に不可欠です。
5. 一貫性と継続性の欠如
「今日はやる気が出ないからサボろう」と不規則になってしまうと、効果は出にくくなります。継続的なトレーニングが結果を生み出します。
自重トレーニング効果最大化の3ステージアプローチ

ステージ1:「身体認識」フェーズ
まず最初に取り組むのが「身体認識」フェーズです。多くの方は自分の体の使い方を正確に理解していません。例えば、プッシュアップで胸の筋肉を意識できているでしょうか?
当ジムでは、独自の「マインド・マッスル・コネクション」エクササイズを通じて、トレーニングする筋肉と脳の繋がりを強化します。これにより、同じ動作でもより効果的に目的の筋肉に刺激を与えられるようになります。
このフェーズでは、動作の質に集中し、フォームを完璧にすることを重視します。回数よりも質を優先するのがポイントです。
ステージ2:「負荷漸進」フェーズ
身体認識が向上したら、次は「負荷漸進」フェーズに移行します。自重トレーニングの最大の課題は負荷の調整ですが、当ジムでは以下のような独自の負荷増加テクニックを用います:
– テンポ変更法:同じ動作でもテンポを変えることで負荷を調整
– パルス法:動作の一部で小さく脈打つような動きを加える
– 不安定要素の導入:バランスボールや不安定な面での実施
– 複合動作の活用:複数の動きを組み合わせて負荷を増加
これらのテクニックにより、単純な自重トレーニングでも十分な筋肉刺激を与えることが可能になります。
ステージ3:「相乗効果」フェーズ
最後のステージでは、トレーニングだけでなく生活全体を見直し、最大の効果を引き出します。当ジムの「24時間トータルフィットネス」アプローチでは、以下の要素を組み合わせます:
– トレーニングの最適なタイミングと頻度の設計
– 個々の体質に合わせた栄養プランの提案
– 質の高い睡眠のためのテクニック
– ストレス管理と回復促進のための習慣づくり
このアプローチにより、多くの会員様が3ヶ月という短期間で目に見える変化を実現しています。例えば、Aさん(30代男性)は3ヶ月間で体脂肪率を5%減少させながら、腕立て伏せの最大回数を15回から40回に増加させることに成功しました。
まとめ
自重トレーニングは「効果がない」と諦めるには早計です。適切な方法で行えば、ジムでのトレーニングに匹敵する効果を得ることも可能です。
効果を最大化するポイントは、正しいフォームの習得、適切な負荷のかけ方、プログラムの定期的な見直し、そして継続的な実践です。自分の体と対話しながら、身体認識を高め、様々なバリエーションを取り入れることで、自重トレーニングの可能性は大きく広がります。
また、トレーニングだけでなく、栄養・休息・ストレス管理といった生活習慣全体の改善も重要です。これらを総合的に見直すことで、自重トレーニングの効果を何倍にも高めることができます。
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